You Only Haas Once: UC Berkeley MBA留学記

"You Only Haas Once" (人生でHaasは一度きり)という造語です。2017-2019年のHaas School of Business, UC Berkeleyでの生活や感じたことをつらつらと書いてみます。

課外活動について

前回の記事ではSocialについて書いたので、今回は簡単に学生生活の構成要素の一つ、Co-curricularについて話す。

 
クラブ活動や、ケースコンペなどがこれにあたり、これを通じ就職したい業界へネットワークを作ったり、リーダーシップの経験を積む。
私がここに来て驚いたのは、Leadership Role(クラブの役職)の多さ。

 

クラブは、キャリア系(各業界の採用情報を共有したり、毎週各スピーカーを呼ぶ授業を運営)、Affinity系(人種や思想などに基づくグループ)、趣味系(ビール、ワインクラブ、マインドフルネスなど)があり、全部合わせると40以上のクラブがある。それぞれの役割としてクラブリーダー、経理、渉外などある。
またクラブ外でも、オリエンテーションを運営するチーム、Gender EquityやRacial Inclusionを推進するグループ、バークレー全体で行われるプログラム(起業家アクセレレータープログラムなど)もあるので何かしらの役職にはつくことができる。(もちろん複数の応募があった場合は選挙が行われる。)

 

クラブの役職の選挙はクラブ内で行われるが、学年全体の生徒会については、学校全体で選挙が行われる。
投票勧誘は禁止されており、ペラ1の公約と、生徒みんなの前でスピーチで勝負をすることになる。(実際に生でスピーチを聞くのは40名くらいだが、スピーチは録画されオンラインで公開される。)
過半数の票を集められないと決選投票に行く。複数候補者がおらず、無投票当選の役職もあるが、なかなか選挙は盛り上がった(と思う)

 

Haasの良いところは、学生主体でいろいろなイベントが企画されているところだ。
そもそものバークレーという校風や、公立学校でかつ予算が限られているからという背景があると思うが、自分でやりたいと思ったことは色々できる環境であると思う。ビジネススクールは失敗しても良いところなので、とりあえずやってみるという経験を積めるのが楽しい。