You Only Haas Once: UC Berkeley MBA留学記

"You Only Haas Once" (人生でHaasは一度きり)という造語です。2017-2019年のHaas School of Business, UC Berkeleyでの生活や感じたことをつらつらと書いてみます。

Haasの授業について(秋学期後半振り返り)

早いもので昨日、秋学期が終わった。

秋学期の後半は、個人的には就活対策に割く時間が多く、学業が少しおろそかになってしまった感はある。(会計の授業の最初のミニテストでは点数がひどすぎて教授に呼び出されてしまった笑)

とはいえ、秋学期の前半よりも授業が2つ少なかったので、前半より余裕はあったもののカレンダーを振り返ってみても、なぜか埋まっている。

それぞれの授業を振り返ってみる。

[Corporate Finance]

PVから、CAPM、ベータ、WACCなどファイナンスの基本をカバー。

毎回の授業内容は理解できていたのだが、それぞれの内容をつなげていくのに苦労した。期末テストも激ムズで、多くの人が撃沈したと言っている。。

来年Corporate Financeの選択授業をとるので、さらに理解を深めるのが怖い一方楽しみである。

 

[Accounting]

基本的な仕訳から、それが財務諸表につながっていくかということを学んだ。

やってることはベーシックで、そんなに難しくはないが、これまで簿記をやったことがなかったので、慣れるまでは少し苦労した。この授業はなんといっても教授が良い。昨年生徒が選ぶベスト教授賞を受賞し、8つくらいの自分のビジネスを手がけている教授で、授業中の課題も自分がやっているビジネスがベースとなっており(そのビジネスのキャッシュフローステートメントを作成するなど)、またユーモアも豊富なので、楽しく学ぶことができた。

 

[Marketing]

今年より大幅に授業内容が改定され、世の中のトレンドに合わせ、様々なフレームワークを学ぶという従来のアプローチから、(もちろんそれは押さえつつ)データ分析を用いるマーケティングに多く時間が割かれていた。課題としては、自分たちで質問を考え、サーベイ会社経由でデータを集めて分析するなど、だいぶ実践的なことを学ぶことができたと思う。

 

全体のとして、今期はスタディーグループ内で授業ごとに課題を分担してやったため、自分が担当していない授業の理解は少々浅くなってしまったかもしれない。が、基本的なことは幅広く学べたし、会計・財務に対する苦手意識を無くすことはできた。秋学期は会社説明会やら、ボストンキャリアフォーラムやら、 面接準備やらと就活に時間が取られていたので、その中ではよくできた方だと思う。

一方、コピーバンドのメンバーとして、みんなの前でライブをやったりと、楽しいこともできた。そして私たちのクラスが秋学期のGolden Egg Competitionで総合優勝することができ、大変盛り上がった!!(そして、他のクラスからまた「でた、スリザリン」ともっと揶揄されることとなりました。)

 

秋学期全体を振り返ると、駆け抜けたなーと思う。先輩方が「MBAはあっという間だよ」というのは聞いていたが、本当に時間が経つのが早かった。クラスメートとのネットワーキング(飲み会)から、授業についていくことやら、クラブ活動やら、就活やら次から次へといろいろやらなければいけないことが出てきて、走りながら考えた4ヶ月だったと思う。

本当に面白そうなセミナーやらやりたい活動がたくさんあるので、それらをスケジュールやキャパの都合で断るのが非常に辛かった。が、これまで、いろいろなことに首を突っ込んでしまう節があったので、これも良い経験だったと思う。

授業でいうと、もう4分の1が終わってしまった。結局どこまでやっても、後悔はするので、時間は限られていることを意識しながらも、焦らずに残りの日々から最大限学び経験したいと思う。