You Only Haas Once: UC Berkeley MBA留学記

"You Only Haas Once" (人生でHaasは一度きり)という造語です。2017-2019年のHaas School of Business, UC Berkeleyでの生活や感じたことをつらつらと書いてみます。

Haasでの生活を振り返って

卒業して半年以上が経つが、改めて簡単ではあるが、これまでの生活を簡単に振り返りたいと思う。

 

 

[目標との比較]

当初立てていた目標は全て達成することができたし、無事希望通りの就職もできたので、とても満足。

MBAでの目標:
- 会計や統計などのハードスキルを身につける⇨○
- Diversity & Inclusionの重要性を学ぶ⇨○
- San Francisco Bay Areaのトレンド(特にテクノロジー周り)に詳しくなる⇨○
- 将来サポートし合える仲間を作る⇨○

 

一方で、もう少しBucket listというか、やりたいことを多く書いてもよかったと思う。プログラミングとかもっと優先順位を上げてできればよかったかなと思うが、これは結果論。MBAは時間が限られているので、最低限を達成できたのは非常に満足。

 

[改めて学んだこと]

MBAにいって学んだこと経験したことは多々あれど、一番の学びは自分に自信がついたことだと思う。ハード、ソフトの両面において。

- ハード面

ビジネス界でやっていける知識がついたという自信:これまでバックオフィスにいたため、自分はビジネスを知らないというコンプレックスがあった。もちろん実務経験はまだまだではあるが、ビジネス・経営をしていく上で必要な知識は十分に得られたと思う。

 

今世の中で何が起きているのか、その中でどういう知識・経験が重要になっていくのかという知識がついたという自信:様々な新たなサービスが台頭する西海岸に住むことで、世の中の変化を目の当たりにしたし、授業ではBig Data, Workplace Analytics, プログラミングを学ぶことで、その理論を少しでも学ぶことができた。

 

- ソフト面

世界どこでも渡り合えるという自信:海外のトップクラスの学生たちと同志になれたし、今後も何かあったら助けてくれる人がいるという事実、そして、クラスで議論し、生徒会に選ばれ学校運営に携われたということなどを通じて、今後世界のどこでも生き抜いていけると感じた。

 

自分のやりたいことが明確になったという自信:インターンやキャリアカウンセラーとのたくさんの面談、課外活動でのスタートアップ支援など幅広いことを経験したし、自分を見つめ直した。結果、自分は結局、人・組織開発に携わるのが好きだ、という今後ブレない信念を確認することができた。仕事から離れ自分の人生・キャリアについて集中して考えられる時間は非常に有意義だった。

 

[改めて振り返って]

一言で、楽しかった。もちろん最初は課題に追いつくのとか、就活が最初思うように決まらなかったり、お金がかかるなど大変なこともあったが、楽しい思い出が目に浮かぶ。社会人経験を経て、利害を気にせずいろんなことにチャレンジでき、遊べるという時間はお金に換えられない本当にかけがいのない時間であった。

この2年間での経験は、今後の長い人生を生きる上で大きな燃料になると感じるし、それを持って、自分のやりたいこと、夢を追求していきたいと思う。