You Only Haas Once: UC Berkeley MBA留学記

"You Only Haas Once" (人生でHaasは一度きり)という造語です。2017-2019年のHaas School of Business, UC Berkeleyでの生活や感じたことをつらつらと書いてみます。

Haasの授業について(2年春学期振り返り)

すっかり更新しそびれてしまっていたが、2019年が終わるのを機に最後の春学期の授業内容を更新。(しかし記憶が曖昧。。)

単位関係なく聴講させてもらったりと、興味のあるトピックを幅広く学べたのでとても満足。授業の外では水泳の授業をとったり、3Dプリンターで遊んだり、プログラミングいじってみたり、カンファレンスに参加したりと、非常に充実していた。

[Entrepreneurship]

名物授業。詳細についてはHaas JapanのサイトのTakaさんのご参照いただきたいのだが、授業の進め方、学び、全てトップクラスだった。

Entrepreneurship -Taka (Class of 2015)haasjapan.wordpress.com 

[Managerial Accounting]

財務会計。Activity Based Costingや投資判断など、とても実務的で、必須科目にすべきといってもよいくらいとても将来的にためになる内容だった

 

[FinTech]

Fintechに関連するトピック(決済、暗号通貨、アルゴリズム取引)などを幅広くカバー。いままではざっくりFintechと一括りにしていたが、様々な領域があると整理できたのはよかった。また授業の冒頭に生徒がFintechのスタートアップなどを紹介するセクションがあり、多くのFintechスタートアップの事例を知れた。

  

 

[Financial Modelling for Financial Careers]

財務三表をエクセルで作る、そんなに難しくない、実践編。

 

[Big Data and Better Decisions]

機械学習に関する授業。前半は実証分析について(Diff-in-Diff, Rigression Discontinuity)

や後半にダミーデータを元に、Rで分析していくといった流れ。必修の統計授業の応用篇・機械学習入門編の位置づけの授業。統計や機械学習に関する理解も深まり、今後さらに勉強していくためのベースはつけることができたので、とても楽しかった。

 

[Workplace Analytics]

職場におけるBig Dataの活用。Speaker Seriesの形式で、HR Analyticsに関わる人がそれぞれの取り組みを紹介する。採用、配置、労働環境、退職、あらゆる場面でデータを取り、活用することはできている一方、特に倫理の問題で、どこまでやるべきか、と言うところに大きな論点が存在することがよくわかった。

 

[People Development]

Haasでは必ず取らなければいけないApplied Innovationの一つ。実際のクライアントの課題に対し、プロジェクトを組んで実施するExperiential Learningとなっている。People Developmentは、人材・組織開発系のトピックで、私はベイエリアの企業のためにワークショップを開発、パイロット版を社員の方に実施した。授業を通じて、ワークショップ実施の理論と練習を複数くり返すので、ファシリテーションスキルは向上したと思う。

 

[Leader as a Coach]

週末2日間のエグゼクティブコーチング授業。ペアワークなどの実践が多く、コーチングスキルにおいての課題が明確になった。

 

-------

もともと目標していた学びたかったことは以下の通り。やりたいことを達成でき、充実・満足していた。

- Org (People Analytics / People Development)
- Big Data
- Programming (Python, R, SQL, HTML)