You Only Haas Once: UC Berkeley MBA留学記

"You Only Haas Once" (人生でHaasは一度きり)という造語です。2017-2019年のHaas School of Business, UC Berkeleyでの生活や感じたことをつらつらと書いてみます。

2年目!

今週、Coming Out Monologueがあった。内容は昨年のブログ記事にあるが、もうこれから1年経ったのかと思うと改めてあっという間だと思う。。

 

2年目からは全て選択科目。私は以下の授業を履修している。人気授業を同じSemesterに多く取れたので満足している。

- Power & Politics: いかにして人を巻き込むか、チームや組織に影響を与えるかなど

- Negotiations for Conflict Resolution: 交渉術の授業。毎週異なるシナリオで実際に交渉をやっていく

- Social Impact Metrics: NPOなどの社会企業が与えるインパクトをどのように測ればいいのかを、様々な団体の例を用いて学んでいく

- VC & PE: 後述

- Pursuit of Meaningful Work: 後述

 

(以下は秋学期後期から受講)

- Project Management Case Studies: その名の通りProject Managementの手法を学ぶ

- Storytelling For Leadership: Storytellingのスキルを実践しながら訓練する授業

 

個人的には、中でも特にHaasっぽさを感じる授業がVC&PEとPursuit of Meaningful Workだと思う。

VC&PEは複数のVenture Capitalistが講師。リード講師は30年以上VCをやってきて、直近も投資先が1800億円くらいで買収されたりという方。また彼らがつながりのある様々のベンチャーキャピタリストもスピーカーとして来てくれ、各々の事例・戦略を紹介してくれる。教科書的な内容もカバーするが、VCの実態を本人の口から聞けるので、とてもおもしろい。

生徒4人でチーム組んで模擬VCを作り、投資先の選定の議論や、Valuationをやったりと、VCの一連のプロセスを手足を動かしながら学んでいく。

 

Pursuit of Meaningful Workは授業というより、キャリアワークショップの側面が強い、他と毛色が異なる授業。昨年開講した新しいもので、教授は元キャリアコーチ。内容としては、自分はどういうキャリアに意義を見出す(meaningful)のか、私がキャリアを選択する・築く上で心理的なバリアは何かなど、自分自身に問いかける内容が多い。私はHaasは、自分の価値観として幸せなキャリアを重要視していると思っているのだが、それを象徴する授業だと思う。

またこれを考えることは、直近の卒業後の授業だけでなく、長期的な人生や生き方を考えるための非常に重要だとも思っているので、きちんと毎週2時間をとって考えるのは楽しい。

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本当は後期はHaas以外のクラスやプログラミングとか中国語とか学ぼうと意気込んでいたのだが、授業、就活やクラブ活動に忙殺されてしまってHaas以外は諦めてしまった。。残り1年、きちんと優先順位を整理して時間を大事に過ごしていきたい。