You Only Haas Once: UC Berkeley MBA留学記

"You Only Haas Once" (人生でHaasは一度きり)という造語です。2017-2019年のHaas School of Business, UC Berkeleyでの生活や感じたことをつらつらと書いてみます。

Haasの授業について(春学期前半振り返り)

春学期の前半が終わった。MBAは早いというが、本当にあっという間だと感じる。

1月、2月は就活がメインで忙しく、授業をサボることも何回かあったが、それが終わってからはだいぶ落ち着いていたと思う。授業外では、HaasのDiversity & Inclusionを高めるプロジェクトに携わっていた。

春学期は半分がコア(必修)科目、もう半分が選択科目となる。

選択科目はほぼ春学期通して行われるが、コア科目は秋学期同様前半と後半に分かれているので、終わったコア科目について振り返ってみる。

 

[Operations]

効率よくオペレーションを回していくためにどうすれば良いかを学ぶ授業。内容としては、在庫管理法、ブルウィップ効果、トヨタ生産方式など幅広く扱い。教授の教え方がうまく、ケース、レクチャー、アクティビティなどがバランスよく散りばめられており、とても楽しく学びの多い授業だった。オペレーションが好きだなと再確認できた。

 

[Macroeconomics]

マクロ経済。需要供給曲線、ソローの成長モデルなどなど。理論だけでなく、各国の金融政策、財政政策のニュースも細かく解説していくので、世の中で何が起きているのかがよくわかった。日本のバブルの歴史や、負債についてなど、日本が例として多く取り上げられた。

 

(以下は選択授業だが終了したので記載)

[Audience-Focused Communication]

週末2日間のワークショップ形式の授業。秋学期のLeadership Communicationがスピーチのデリバリーの仕方(身振り手振り)に重きが置かれていたのに対し、この授業は、相手にYesと言わせるためのストーリーの組み立て方を学び、練習する。自己アピールをすることが基本的に苦手なので、相手に伝わりやすい、説得力のあるストーリーの組み立て方の基礎を学ぶのはとても勉強になった。

 

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といったところで、留学当初に立てた目標の進捗具合も確認。

  • 会計や統計などのハードスキルを身につける -> △ 授業を通じてだいぶ明るくなったが、実務経験が足りていないため、インターンなどを通じ引き続き伸ばしていきたい。
  • Diversity & Inclusionの重要性を学ぶ -> ○ 選択科目でDiversity Inclusionの授業を取っている(これについては後日記載)し、このトピックについてクラスメートとよくディスカッションをしており、大分理解が深まっていると思う。が、簡単に語れないトピックなので引き続き勉強。
  • San Francisco Bay Areaのトレンド(特にテクノロジー周り)に詳しくなる -> × あまりカンファレンスなどに参加できておらず、特に理解が深まっていない。(スタートアップのアドバイスはしているが。)そのため、今年はここにもう少し時間を割いていきたい。これに加え秋学期にはプログラミングをとる
  • 将来サポートし合える仲間を作る -> △ 飲み会やイベントに積極的に参加しており、幅広いネットワークは築くことはできていると思う。次に一人一人とより深い関係性を気づいていきたい。

授業の課題も多く、また課外活動も山ほどあり、意識しないと本当に時間がすぎていってしまう。。積極的に動いて、最大限学びを増やしていきたいと改めて感じる。